
50代でFIREめざしているときちです。
6月16日のニュースで、日銀が政策金利を1%引き上げ、それにあわせてメガバンクが普通預金の金利を引き上げるとのこと。
なので、引き上げられた普通預金金利と株式投資の比較を試みました。
皆さんの資産形成の参考になれば幸いです。
政策金利引き上げでメガバンクが普通預金金利を0.4%へ引き上げ
まず、報道内容の確認です。
ヤフーニュースの内容を引用します。
日銀は16日、政策金利を1%程度に引き上げることを決定した。政策金利としている短期の市場金利がこれまでの0.75%程度から、1%程度へと引き上げられる。 これにあわせて、銀行でも円普通預金金利の改定を発表している。三菱UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行は8月3日から、円普通預金金利を0.40%に引き上げる(従来は0.30%)。
金利があがっても、0.4%ですよ。
低いですねぇ~。
それより、政策金利が1%上昇するってことは、住宅ローンの変動金利にも影響するので、そっちの方が影響が高そうではありますが、今回は割愛。
預金と株式の比較をしてみた
今回の金利引き上げは普通預金ですが、当然、定期預金の金利にも影響します。
定期預金の金利は銀行により異なりますが、そもそも低金利時代では普通預金も定期預金も金利に大差ないので、今回は0.4%で計算してきます。
前提条件は次のとおりにしました。
- 毎月積立額:5万円
- 年間積立額:60万円
- 積立期間:5年 / 10年 / 20年 / 30年
- 定期預金金利:年0.4%(複利・月次換算)
- 株式運用利回り:年4%(複利・月次換算)
- 元本総額 = 5万円 × 12か月 × 年数
明確な根拠があっての数字設定ではありませんが、5万円の積立は30年後にNISA満額となる1800万円になること、比較的多くの方が実行可能であるだろう金額であること。株式運用利回りは、出口戦略でよく用いられる4%ルールから流用しました。
それでは、比較表をみてみましょう。
| 積立期間 | 元本総額 | 定期預金(0.4%)総額 | 預金利息 | 株式運用(4%)総額 | 運用益 |
|---|---|---|---|---|---|
| 5年 | 300万円 | 約303万円 | 約3万円 | 約331万円 | 約31万円 |
| 10年 | 600万円 | 約612万円 | 約12万円 | 約736万円 | 約136万円 |
| 20年 | 1,200万円 | 約1,251万円 | 約51万円 | 約1,837万円 | 約637万円 |
| 30年 | 1,800万円 | 約1,920万円 | 約120万円 | 約3,471万円 | 約1,671万円 |
一生懸命5年間貯めても、利息は3万円・・・・少ないですね・・・。
株式投資の金利は単純に定期預金金利の10倍ですから、5年目の比較は安易に想像できます。
問題は10年以降で、複利の効果が如実に表れますから、30年後になると定期預金だと120万円の金利であるのに対して、株式投資だと1671万円も運用益が得られます。
なかなかえげつない数字ですね?!
吃驚しました。
若者は有利だが50代、60代は意味がない?
30年運用すればとてつもない運用益が得られることはわかりましたが、そうすると
「若者じゃないと意味がない」
となりがちです。
でも、よく表を確認してみてください。
10年運用でも定期預金だと12万円の利息しかないのに対して、株式投資では136万円も運用益が得られます。
勿論、株式市場は日々変動しますから確約された数字ではありませんが、過去の歴史をみれば充分実現可能性が高い数字だとも言えます。
10年で考えた場合、50代であれば年金受給までに10年は確保できますし、60代であっても、健康寿命や寿命を考えた場合、10年先を見込んだ資産形成も可能ではないでしょうか。
健康なうちに労働で原資の5万円は稼ぎ、10年後に資産を取り崩すプランニングもありだと思います。
普通預金へ預ける未来
普通預金金利0.4%は低いとは言え、安全性の高い預け先であり、微々たる金額であるもののタンス預金よりは運用性があります。
でも、よく考えてみてください。
インフレ社会に突入した日本で、現金の価値は日増しに下落します。
今、100万円の価値がある現金が、5年後、10年後に実質100万円の価値があるか・・・正解はその価値がない、となります。
現在100万円で購入出来る商品が、10年後に100万円で購入出来ない、これがインフレ社会です。
インフレ率は0.4%以上です。
そうすると、普通預金へ預けていても、やはり実質の価値は目減りします。
「資産形成」というとあまり良いイメージをもたない人も多いようですが、自身を守る手段として資産形成は必須ではないでしょうか。
一生、働いて賃金が得られる訳ではないですし、一生働くなんて、私はまっぴらです。
まとめ
金利が引き上がったからといって、私たちの生活が劇的に変化が生じることはなさそうです。
住宅ローン利用者は、悪い意味で変化がありそうですが・・・私もそうですが・・・。
株式投資へ誘導するつもりはありませんし、株式投資は自己責任といわれるように、一定リスクもありますので、安易にはじめることは危険です。
でも、普通預金へ預けているだけじゃぁ、資産が目減りするだけですよね。
今後の資産形成にむけ、参考になれば幸いです。
私は投資で資産形成を継続します。

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