50代でFIREめざしているときちです。
5000万円の資産形成を実現させて、FIREしたいと考えているのですが、現在の資産はようやく3500万円に到達したばかりですので、まだ道半ば。
でも、2025年当初はおおよそ3000万円位でしたので、9ヶ月で500万円ほど資産形成できたと考えると、順調にすすんでいると思います。
そんな資産形成中のときちですが、資産形成中におきた心の余裕について、自分語りしたいと思います。
FIREをめざしている方は、そんな副産物もあるのか~くらいに思ってもらえればと思います。
心のゆとりの前に 節制が身につく
前回の投稿で、家計簿管理の強化を掲載しましたが、資産形成するにあたって支出管理をするようになりました。
これによって、無駄な出費を控えるようになりました。
常にお金のことばかり考えるのもどうかとも思いますが、欲しいものや外食、飲み会など支出が伴うイベントが発生した際に、本当に必要なのかを考えるようになりました。
ときちは50代で、そろそろ老後生活の準備も必要です。
無駄遣い体質気味でしたので、「節制」というよりは「無駄遣いを減らす」ことが身につき始めました。
言葉遊びになりますが、「節制」だと、常に支出を抑制するイメージがときちにはあり、いわゆるミニマリストにはなろうと思っていません。
現在、楽しめることはちゃんと楽しんで、人生を豊かにしたいと考えています。
ただ、そんな中でも無駄遣いはありますので、その無駄遣いをなくす癖付けができたのは、資産形成上だけでなく、人生としてもプラスに働いていると思います。
仕事に対する心のゆとりができた
もともと、ときちはガツガツと働くタイプではありませんが、それでもいわゆる昭和世代ですので、現代の若者のマインドと比較すれば、充分に社畜体質はあったと思います。
サービス残業に大きな不満はなく(常にサービス残業だと不満になりますが)、必要不可欠な労働であれば「やむを得ない」と残業していましたし、休日出勤も必要性さえ理解していれば、むしろ率先してやっていたと思います。
まぁこれらは若い頃の話ではありますが。
こうしたマインドは、「この職場で定年まで全うする」といった気持ちもあったと思いますし、だからこそ強制ではなく本気で業務遂行上必要であれば行っていたと思います。
「お金のためではなかった」とは言い切れませんが、お金よりやり甲斐があったのかなぁとも思っています。
ただ、心の奥底では、やはり経済的理由により、「転職はしたくない」との思いもあったと思いますし、年を追うごとに転職の困難性は痛感させられ、給与の上昇とともに、情熱より経済的理由による職場への依存体質がでてきたかなぁと思っています。
ようやく本題。
ときちは現在3500万円まで資産形成できました。まだFIREするには充分とはいえない金額ですので、さらなる資産形成に精進していますが、その反面、3500万円までくると「まぁ仕事やめてもなんとかなるかな」とも考えるようになりました。
そうすると不思議なもので、仕事に対する依存度がぐっと減るようになります。
「いつやめてもいい」は、言葉を変えれば「いつやめろと言われてもいい」となりますので、今の仕事にしがみつく必要がなくなり、フラットな気持ちで仕事できるようになりました。
心にゆとりができたんでしょうね。
そうすると、仕事に対する姿勢もかわりますし、フラットになった分、実は業務効率もあがるようになりました。
常に冷静な判断ができるようになりますし、「無駄なこと」に拒絶反応がでるようになりますから、より効率的な考え方もできるようになります。
経済的自立がFIREとなりますが、その過程で精神的自立も獲得できますので、FIREしなくとも資産形成することで、心のゆとりが手に入れられると思います。
株式投資で得られた知見
ときちは、資産形成を株式投資でおこなっていることは過去記事でもふれてきたところですが、株式投資を通じて知見も広がりました。
株式投資は、個別株と投資信託をやっていますが、主に個別株で知見が広がります。
そもそも、株式投資を始める段階で株式投資の勉強も行いますから、いままで興味なかった世界の知識が身につきます。
そして、個別株を行うとき、「この株がおすすめ」として得た情報を元に当該企業の情報を調べますが、財務状況だけで無く「何をやっている会社なのか」を当然チェックしますので、自分が知り得なかった業界や企業をしるきっかけにもなります。
具体的な企業名は伏せますが、ときちの場合、地方にある中堅の建設企業が、JRとの請負実績が多く安定している企業だったことや、車関連で特定の部品を納品し、実はその分野で市場シェアが高い企業などです。
大手企業でも、海外事業が実は主体になっていたなど、いままでの生活では知り得なかった情報が得られて、おもしろかったです。
国内外情勢でも、経済分野にめざとくなりますし、興味の幅と知見が広がると、それだけ刺激的な人生となりますし、会話のネタも増えますから、結果として人生がより豊かになります。
FIREしたら、個別株は趣味として継続したいと思っています。
副業探しで多様な業態を知ることができる
資産形成において、入金力引き上げに副業をはじめる人も多いと思います。
ときちが選んだ副業は過去記事でまとめました。
資産形成前も副業に関しては興味ありましたが、本気で調べることはありませんでした。
しかし、FIREを本気で目指し、資産形成を加速化させるためと、FIRE後の収入補強にむけて副業をはじめようと思い、情報収集にはいりました。
ときちの場合、副業は当ブログも含め、まだ「仕込み」の段階で、収益化に結びついていませんが、この過程においても様々な知識が身につきました。
ブログの場合、ブログ界隈の情報からブログで収益化させるための道程、収益化の具体的な内容、サイトの立ち上げ方と基本ソフトの使い方などなど。
これらの知識は、例えば基本ソフトの使い方やブログの記事投稿を通じた文書作成能力の向上は、本業にも充分活用出来る知識・スキルなので相乗効果が生じます。
動画配信では、それぞれ界隈の情報から、動画作成のスキルなど、やはり今まで知らなかった世界が見えてきます。
副業を実践することで、新たな知見とスキルが身についたことは、大きな前進です。
また、ブログ作成や動画配信は楽しんでやっていますので、FIRE後に趣味として行うこともできるかなぁとも思っています。
実践した副業のことだけでなく、副業を模索する中で「こんな仕事あるのか」と新たな発見も多々ありましたので、やはり知見は大きく広がったと思っています。
知見を広げるのは楽しいですよね。
まとめ
今回は、資産形成中におきる、副産物について、ときちの実体験をもとにまとめました。
物の見方・考え方は人それぞれですので、ときちの気づきが皆さんと同じとは限りませんが、同じような考え方の方もいらっしゃると思いますので、参考になれば幸いです。
資産形成は険しい道のりですが、どうせやるなら楽しみながらやりたいですよね。
そして、何より苦行からの脱出により、心のゆとりが手に入れられます。
FIREをめざさなくとも、資産形成は、老後のためだけでなく心のゆとりを手に入れるためにも、はじめてみてはいかがでしょうか。
ときち




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