50代でFIREめざしているときちです。
厚生労働省年金局が2025年5月現在における厚生年金保険・国民年金事業状況の事業月報を公表し、平均年金支給額が示されましたので、情報共有します。
老後生活の柱となるのが年金ですので、老後生活のざっくりとしたイメージ作りで参考にしてみてください。
加入状況
厚生年金に加入すると、月々の給与に応じて標準報酬月額が決まります。
詳細は省きますが、この標準報酬月額に料率を乗じて、健康保険料と厚生年金保険料が確定します。
自営業者やフリーランス、短時間労働者、無職の方は、国民健康保険と国民年金となり、国民健康保険は所得と家族構成に応じて保険料が決まり、国民年金保険料は定額となりますが、今回は割愛します。
話は戻し、標準報酬月額ですが、平均標準報酬月額は32万円と公表されました。
なお、賞与は別途保険料が発生します。
年金受給額の平均
年金受給者数は439万人で、前年同月比▲38万人となっているようです。
減少した要因は読み取れませんでしたが、人口減少と関連性があるんですかね。
厚生年金に加入したことがある人の老齢年金平均年金月額は、15万4081円とのこと。
国民年金加入者で、25年以上加入者における平均年金月額は6万605円。
なかなかシビアな数字ですね。
年金受給額はいくらになるのか
今回の厚労省年金局における公表数字は、あくまで平均です。
ご自身の年金受給額を確認するには、専用サイトから試算できるようになっています。
基本的な加入状況データは、ねんきん定期便をまずチェックしましょう。
その辺もふくめた内容は、過去記事でまとめていますのでご参照ください。
まとめ
今回は、厚労省年金局の公表内容について簡潔にまとめました。
しかし、厚生年金の平均受給月額が15万円だと、生活するのは厳しいですね。
夫婦ともに厚生年金を受給できるようでしたら生活水準は一定保てそうですが、片方が国民年金のみだったり、独身者の場合は、地方へ移住するなど生活費を下げないと年金だけの生活はなかなか厳しいと思います。
国民年金のみの受給ですと、別途収入源を確保しないと老後生活はままなりませんね。
年金だけで老後生活がまかなえるような年金制度にして欲しいものです。
なお、余談ですが、年金運用は想定より順調にいっているようです。
豊かな老後生活をめざすなら、資産形成が必要ですね。
ときち



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