50代でFIREめざしているときちです。
FIRE(早期退職)にむけて資産形成中ですが、資産形成のメインは株式投資でおこなっています。
本格的に株式投資をはじめたのは2024年後半ですので、まだ1年生といったところですので、当然、かずかずの失敗もありました。
FIREめざし、株式投資をしている方、またはこれから株式投資を考えている方は、ときちの失敗談を教訓に、凡ミスは避けながら資産形成してもらえればと思います。
はじめに 株式投資をはじめたころの状況
2024年にFIREを本格的に意識し、資産形成にむけて情報収集にはいりました。
資産形成の柱として有力と考えたのが株式投資でしたが、ときちはNISAを利用していたものの、株式投資の知識は皆無に等しく、YouTubeでS&P500やオルカンといったキーワードが頻出しても、何のことやらとさっぱりな状態でした。
何から学んでいいのかわからず、取りあえずドライブ中にYouTubeで初心者向けの投資関連動画を聞き流しし始めたのですが、「投資は機会損失を避けるために、とにかくはやく始めた方がいい」という情報が多かったものですから、見切り発車させ、「やりながら覚えればいいだろ」という、今から考えたら飛んでも発想で始めました。
そんなことですから、失敗も繰り返してきました・・・。
幸い、取り返しの付かない大きな失敗はありませんでしたが、それはたまたま大きな損失にならなかっただけで、危うい状況だったと思います。
これから株式投資を考えている方は、ぜひ最低限の基礎知識は身につけてから、スタートするようにしてください。
株式投資を学ぶにあたり、参考にしたYouTubeをいくつか紹介しておきます。
なお、特定の人に傾倒するのは非常に危険ですので、複数のチャンネルを視聴することを強くおすすめます。
●両学長リベラルアーツ大学
お金にまつわる情報を提供している界隈では有名人。株式投資だけで無く、多くのことを学べました。
●コアラ先生の時事ネタ祭り
改めてチャンネルチェックしたら、こんなタイトルでびっくりしました。株式の初歩的な内容をまとめた動画があり、基礎学習でお世話になりました。
株式投資用の口座作成で失敗 特定口座の選定ミス
株式投資をはじめるには投資用の口座が必要ですので、ときちは楽天証券で口座を開設しました。
証券口座は、一般口座と特定口座があるのですが、詳細は後述しますが源泉徴収しない方がいいかなと思い、一般口座で作成し運用を開始してしまいました。
しかし、初心者であれば特定口座の方が楽なので、急遽、特定口座も作成し、一般口座で運用していた株式を全部売却し、特定口座での運用に切り替えました。
この期間、わずか1週間。何やってるんだか・・・。
では、証券口座の内容を簡単にご説明します。
証券口座は、大別すると一般口座と特定口座にわかれますが、一般口座は源泉徴収なし、年間取引報告書も自分で作成、そして確定申告が必要、と全て自分で行う内容となっています。
それに対して特定口座は、年間取引報告書は作成してもらえますので、この点は楽になります。
源泉徴収に関しては選択制となり、源泉徴収しないを選択すると、確定申告が必要になりますが、源泉徴収するを選択すると、確定申告しなくてもすみますので、何の煩わしさがなくなります。

ただ、確定申告を希望するようでしたら、無理に源泉徴収ありを選択する必要はないと思います。
ときちは、ふるさと納税や寄付金控除の利用があるので、毎年確定申告はおこなっていますが、株式まで管理したくなかったので、源泉徴収ありの特定口座で運用しています。
入力ミスで株を希望数の10倍も購入してしまった(涙
まだ株式投資を始めたばかりのころです。
ビール好きのときちは、「昔からキリンビール飲んでいるから、キリンの株でも買うか」と思い、キリンの株を調べたところ、運良く株価が下がっていましたので、個別株でキリンの株を購入することにしました。
株を購入する際に、希望株数と希望株価を入力するのですが、100株購入予定1000株も購入してしまい、200万円ほど支払った気がします。
本来、入力した後に確認画面が表示されるのですが、「確認画面を表示しない」を選択して購入したため、あとで特定口座の残高を確認した際に「なんでこんなに残金が減ってるんだろ?」と思い、所持している株式の一覧をチェックしたら、1000株になってました。
まぁ、焦りましたよ、はい。
最悪なことに、キリンの株価は下がり続けていましたので、売るに売れず「どうしよう、どうしよう」と狼狽する毎日。
妻にも正直に伝え、「とにかく株価が回復するまで待つことにするよ(涙」と決断した内容も話し、待つことにしました。
幸いなことに、1週間もすれば株価は回復し、購入株価より上がりましたので、直ぐに売却しました(汗
従って、損することはありませんでしたが、神経はかなり削られました・・・。
いやぁ、怖いですね、本当に。
株の購入は決して安くありませんので、慎重に購入手続きは行うようにしてください。
ときちは、この件以降、購入確認画面を食い入るようにチェックするようになりました。
焦って買った投資信託で痛い目に
YouTubeでの情報収集は今現在も行っていますが、株式投資はじめてちょっと経過したときに、複数のチャンネルで「楽天で販売が始まったSCHDがお得」「絶対に購入した方がいい」など、楽天SCHDを評価する内容が多く見受けられました。
ときちとしては、「この波に乗らずにどうする!」と短絡的に考え、飛びついて楽天SCHDを百万単位で購入。
あ、今回は失敗談がメインなので、楽天SCHDの内容については割愛します。
しかし、購入後に楽天SCHDが暴落。
これはトランプショックもありますが、SCHDの取扱銘柄の入替が実施され、その選定銘柄とトランプショックの相性がわるく、下落していったといった顛末。
しばらく寝かせておきましたが、その後、株式投資にも慣れてきはじめ、マインドも変わり始めたので、「下がった時が買い時」と判断し、楽天SCHDは買い増しを都度おこなっていきましたが、いまだに評価損となっています。
購入した時期が悪く、運がなかったこともありますが、このケースで駄目なのは、情報に踊らされて飛びついてしまったところです。
株式投資は機会損失が一番痛いので、とにかくはやく購入したく、定期預金なども取り崩して金をかき集め、購入した気がします。
まぁ、評価損といっても、総額400万円程購入し、現在の評価損が4万円程度まで落ち着きましたので、これ以上は買い増しせず、様子をみていきたいと思います。
というか、投資信託系の戦略を変更しましたので、よほどの事がない限り、楽天SCHDを買いますことはないかと思います。
いまは、「投資信託自身が分散投資になるけれども、投資信託の商品も分散投資すればよりリスク回避できるだろう」と前向きに考え、しっかりとホールドしていくつもりです。
火遊びはほどほどに 個別銘柄で遊んだつもりが評価損
株式の個別銘柄は、基本的に高配当を中心に購入し、インカムゲイン狙いの「配当金収入でうまうま計画」としていますが、それだけでは投資信託同様に、基本放置となるので、正直言って楽しめません。
そこで、キャピタルゲイン(株価の差額収益)狙いで、「遊び枠」として予算を決めていくつかの銘柄を購入しました。
その1つが仮想通貨関連株です。
仮想通貨にも手を出すか悩み、ビットコインをチェックしたらえらく高かったので(仮想通貨は他にも多々ありますが、調べる気になれずやめました)、仮想通貨には直接手を出さず、ビットコイン関連の銘柄を購入してみました。
というのも、仮想通貨ブームもありますが、トランプがドル基軸から仮想通貨基軸を本気で考えているらしいという噂もあり、仮想通貨へ期待するような発言もあったことから、「仮想通貨関連で儲けられるか?!」と思い購入した次第です。
複数購入したのですが、その1つがメタプラネット。
まぁそんな甘い世の中ではないですよね・・・・株価はまったく上がらず、評価損がとんでもない状態になっています。
幸い、もう1つの銘柄はわずかながら評価益となった時に利確して売却しましたが、メタプラネットは駄目ですね。
購入額がゼロになっても構わないという決意で購入したので、まぁしょうがないのですがやはり早計だったなぁと反省しています。
やはり、長期投資を基本戦略とした以上、ぶれずに貫徹すべきだなぁと思うところです。
まとめ
今回は、株式投資に関するときちの失敗談をまとめてみました。
教訓としては
- きちんと基礎を学ぶ
- 一部の情報に踊らされない
- 株式投資の基本は長期投資
- 確認作業は怠らない
といったところです。
株式購入は決して安い買い物ではありませんので、慎重な対応が重要ですね。
ときちの愚かな失敗を参考に、皆さんは安易なミスはきちんと避けてください。
FIRE実現にむけてがんばりましょう。
ときち
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