何故FIREをめざすのか 人生の主導権を取り戻す

50代でFIREめざしているときちです。

情報収集やサイドビジネスの関係でXをやりはじめましたが、XではFIREをめざしているか、FIRE実現後の人の情報があふれています。

そんな中で、40代の妻子持ちの方が、FIREをめざす理由の一つとして

「こどもたちに、いってらっしゃいと、おかえり、をいいたい」

と書き込んでいました。

いやぁ、その気持ち、本当によくわかります。

以前にも、FIREをめざすことになった記事を投稿していますが、今回はこのメッセージに触発され、改めてFIREをめざす理由をまとめたいと思います。

FIRE(早期退職)をどうしようと考えている方は、考え方の整理にむけて参考にしてもらえればと思います。

過去記事は下記のリンクです。

時間はお金以上に大事

ときちは、妻と十代の娘がいます。

いままでは、家族のために、生活費をまかなうためがむしゃらに働いてきました。

今現在も、FIRE実現していませんので、生活のためにしっかりと働いています。

仕事も、幸いなことに自分にとってやり甲斐のある職務内容でしたので、生活のためだけでなく、仕事の上で人のため、社会のためにも一生懸命業務遂行してきたつもりです。

ただ、年齢も重ねたこともあり、改めて人生について考えるようになりました。

大きなきっかけは、コロナによる環境の変化でした。

コロナ前までは、夜遅くまで働くことが当たり前で、日曜日も仕事になることが多い職務内容でした。

しかし、コロナになり、業務制限がかかったこともあって、時間外労働や日曜出勤の機会がすっかりなくなり、家で家族と過ごす時間が増えました。

この時、娘は小学生で、娘と時間を過ごすこともでき、コロナの影響もあって多感な娘の悩みに正面から相談・対応する時間も確保でき、制限がある暮らしの中でも今までに無い充足感が得られる時期でした。

仕事に追われる日々が減速し、ゆったりと思慮できる時間も得られました。

そんなときに、本来当たり前に労働者が享受できる「8時間労働」の意味合いや、家族と向きあうことの喜びと大切さを実感。

いままでの当たり前が、「本当に当たり前だったのだろうか」と自問自答する中で、もっと自分を大切にする人生の過ごし方を選んでもいいのではないか、と強く思うようになってきました。

同時に、「定年まで働いて当たり前」の考え方についても再考するようになります。

この辺りは過去記事にも記載しましたが、定年まで働くことが「当たり前?」と疑問を投げかけるようになると、今までの常識が音を立てて崩れ落ちました。

当然、定年まで働くことの根拠は生活のためですので、その「生活」がまかなえるのであれば、いいのではないか。
その選択肢は他に見いだせるのではないか。

そして、家族のためだけでなく、自分のため、自分がやりたいことを追求することができる人生を送ることを、選んでもいいのではないか、と考えられるようになりました。

生活をするためにお金は必要です。

でも、お金に振り回される人生で満足なのでしょうか。

お金は時間では買えません。

また、働くという環境に身を置いている以上、時間的、精神的に「自由」は制限されてしまいます。

ときちは50代ですので、残された人生の短さを考えると、より強く自由への願望がわいてくるのは必然ではないでしょうか。

これらの思いが現実へと結びつけるのがFIREという選択肢だったわけです。

ストレスからの解放と安心感

結局、働く理由は、生活と将来不安ではないでしょうか。

生きていくために生活費の確保は必要ですし、老後は年金だけで生活出来るのかマスコミは不安をかき立てますので、常に不安ばかりが募ります。

この不安をなくすために、働き続けているのが現状ではないでしょうか。

FIREは、その名のとおり経済的に自立して、早期退職することです。

生活と老後の不安をなくすために、経済的自立が可能となれば、何も働き続ける必要はなくなります。

言うのは簡単だけれども、経済的に自立できないから働き続けるんでしょ

その通りだと思います。

ただ、正確にいうと、「働くこと以外に考えてこなかった」が、ときちの中では正しい解釈になります。

「宝くじに当たったら」とか、非現実的なことは考えていましたが(汗)、現実的な資産形成は「貯蓄でお金を貯める」くらいしか考えてきませんでした。

しかし、FIREのことを知り、株式投資のことを知ることができ、サイドビジネスの可能性についても知ることができたことによって、「資産形成は労働以外にも可能」ということにようやくたどり着くことができました。

経済的に自立さえすれば、労働の内容も選ぶことができます。

経済的自立により、精神的にも解放され、自分で選択ができる自由も手に入れられる。

これがFIREなのでしょう。

余談ですが、FIREをめざすようになり、働くことの考え方に変化が生じ、プライベート優先のスタイルへ変更したことで、それだけでストレスが一定解消されました。

FIREすれば、本格的にストレスから解放されるんだろうなぁ・・・・。

大切な人と過ごす時間を優先できる

ときちにとって、一番大切なのは家族です。

今までは、その大切な家族のために働くことを最優先していましたが、本当に大切なのは家族と過ごす時間ではないでしょうか。

先ほど、コロナ禍のことを書きましたが、コロナ後も家族との時間をいかに作るかをしっかり考えるようになり、自分なりに家族との時間を確保できたことにより、充実した時間を過ごせたと思っています。

大切な人との時間をストレスフリーにするためにも、自分だけの時間を確保することが大切だと思っています。

自分の時間に、やりたいことをやるだけでなく、心を平穏に落ち着かせることで、家族との時間もより楽しめるようになります。

大切な人との時間といっても、何も楽しいことばかりじゃないですからね(汗

FIREはまだ実現していませんが、今現在もできるかぎり自分の時間はつくるようにしていますし、その時間をキャンプや読書など、好きなことをして時間を過ごしています。

幸い、妻の理解も得られていますので、FIREにむけた予行練習は万全です。

自分の人生をデザインする楽しさ

FIREにむけて、資産形成をどうするか、時間の過ごし方をどのようにするかなど、自分自身の人生設計を見直すことをしていますが、FIRE後についても人生をどのように過ごすのか考える楽しさがあります。

仕事やめたら暇じゃない?

こうした声が一定数あります。

その点は過去記事にまとめましたので、リンク張っておきます。

FIRE後、暇になるかどうかは、自分のデザイン次第ではないでしょうか。

趣味があるかどうかではなく、「自分が何をしたいのか」を考え、実行できる喜びって素敵だと思いません?

考えた結果が、働き続けることであれば、それはそれでその人の人生だと思いますし、その結果を自分で考え、選んだ訳ですから、充分幸せだと思います。

ときちにとっては、「働き続けること」が最適解ではありません。

家族の時間、自分の時間、そして前から興味があったボランティア(内容は割愛しますが具体的にやりたいことがあります)ができるのであれば、最高の人生へかわると思います。

それら含め、人生の選択肢が広がること。それこそがFIREの醍醐味だと思います。

まとめ

FIREをめざす理由は、その人の家族構成や居住地域、価値観などにより、それぞれ異なると思いますが、根っこにあるのは共通しているのではないでしょうか。

  • 時間を取り戻したい
  • 不安から解放されたい
  • 大切な人との時間を守りたい
  • 自分らしい人生を生きたい

そんなシンプルで、人間らしい願いだと思います。

FIREは決して「お金だけの話」ではありません。
それは、自由と幸せを手に入れるための手段なのです。

まずはその手段を手に入れるために、資産形成をしっかり行いたいと思います。

ときち

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