積立NISAをやらない理由はあるの?

50代でFIREめざしているときちです。

最近、YouTubeでNISAをやらなり人たちのマインドを紹介している動画を、複数視聴しました。

以前の投稿でも記載しましたが、ときちは情報収集にあたり、都合の良い情報のみに傾倒しないよう、自身の思いとは真逆のネガティブ動画も意識的に視聴しているのですが、その一環で視聴していました。

そこで、その動画視聴をもとに、「何故、積立NISAをやらないの?」を主観的にまとめてみましたので、NISAをやるか悩んでいる方を中心に、参考にしてもらえれば幸いです。

前提の確認

まず、新NISA制度の内容については、過去記事で投稿していますので、そちらで概要をご確認ください。

そして、NISAは株式投資ですので、大前提として余剰資金で行うこと、自己責任で行うこと、これらの原則を踏まえて、以降の内容をご参照ください。

NISAやらない理由 株はギャンブルだ!おじさん

ときちもそうですが、いわゆる昭和世代には、「株式はギャンブルだ」と思っている人が多くいます。

バブル期は、預金利息もいまからは考えられないような高率でしたので、預金でもある程度は資産形成ができたことも一因です。

そして、そのバブル経済が崩壊した時に、「やっぱり株は危ない」というマインドも植え付けられました。

昭和世代にとっては、バブル崩壊、リーマンショック、コロナなど、株価の大暴落を経験していますので、多くの人が株に対して恐怖を感じていると思います。

しかし、株は本当にギャンブルなのでしょうか?

短期売買などのディトレードなど、投機的な投資もありますが、インデックスファンド中心など、比較的リスクが低い商品もあり、これらは長期的視点で見れば、上記のバブル崩壊やリーマンショックも含め、最終的にはプラスで推移しています。

肝心な視点は、長期的な視点を忘れないことです。

短期的には増減しますので、暴落とはいわなくても株価が下がったときに、

「あぁ株価が下がった。これは危ない。売ってしまおう」

といった、いわゆる狼狽売りをしてしまうと、ただただ損するだけですし、そうした経験から「やっぱり株はギャンブルだ」となってしまいます。

株価が下がってもしっかりと保有し、若い人であれば20年、30年スパンでみれば、充分資産形成できることは、過去のデータが証明しています。

ただし、過去のデータは未来を保障するものではありませんので、「絶対」ではない点は抑えてください。

また、「株はギャンブルではない」とはいっても、リスクがゼロではありませんし、個別株であれば、企業倒産などにより投資額がゼロになる可能性もあり得ます。

しかし、ゼロ金利政策が長く続き、預金金利がほぼない現状を踏まえると、預金に預けていても、ただ預けているだけで資産形成にはなりません。

インフレ時代に突入しましたので、現在持っている財産は、そのまま保持しただけだと、将来的に価値は現在より下がってしまいます。

インデックスファンドであれば、過去データでいえば4%以上の運用利回りは確保してきました。

老後資金対策含め、余剰資金があれば資産形成にむけ、非課税でお得な新NISAを利用すべきだと、ときちは考えます。

NISAやらない理由 余剰資金がないよ!

再三記載してきましたとおり、NISA含め株式投資は余剰資金で行うことが大前提です。

生活するので一杯一杯で、余剰資金なんてないよ(怒

「賃金があがらない国」と揶揄された状態から脱却し、国をあげて賃上げムードが醸成されています。

しかし、物価高騰も相まって、実質賃金の引き上げには到達していません。

こうした背景事情含め、余剰資金がないと考えるのは充分に理解できます。

しかし、本当に余剰資金がないのでしょうか?

  • コンビニや自動販売機で購入している飲料代
  • 会社の飲み会
  • タバコ
  • ゲームの課金

などなど、生活を見直すと、以外と無駄遣いしていることも多々あります。

これらを見直すだけで、数千円から数万円の資金が確保できます。

無駄遣いを見直し、その資金を余剰資金として投資へまわす、ただそれだけです。

積立NISAを利用するにあたり、月3万や5万をいきなり始める必要はありません。

まずは少額からチャレンジし、様子を見てから増額していけば充分です。

それに、月々1000円を継続するだけでも、今までよりはしっかりと資産形成もできます。

余剰資金はないのではなくて、見えないだけです。

今一度、生活を見直してみてはいかがでしょうか。

NISAをやらない理由 銀行に預ければいいじゃないか

銀行の預金などは、詳細は割愛しますが銀行が破綻しても預金元本は保証されていますので、たしかにリスクはほぼないといえます。

しかし、先ほども記載しましたとおり、銀行にお金を預けていても、利息はほぼ期待できませんので、タンス預金しているのとほぼ同じです。

インフレ時代では、現金の価値は年々目減りしていきます。

いま持っている1万円は、来年1万円の価値はありません。

1万円の商品は、2%のインフレで考えれば、来年は1万200円ですし、再来年はさらに引き上がります。

長期的なスパンでみると、さらに現金と商品の価値の差違は広がりますので、結果として現金の価値が低下することを意味します。

2%を上回り運用利回りを確保できれば、現在の現金価値は維持できますし、それ以上の資産形成も可能です。

資産形成する必要がないほど資産を持っているのであれば、資産形成は不要ですが、そうではないのであれば、老後対策含めいまからしっかりと準備しておくのが妥当です。

まとめ

今回は、NISAをやらない理由について、代表例をまとめました。

もう少し例を紹介したかったのですが、長くなりそうなので、今回はこの程度で終わりにします。

個人的には、個々人が資産形成に励まなくても、生活出来る賃金や社会保障の充実により現役世代の生活を安定させ、年金制度を老後生活が充分にまかなえる制度設計にすべきだと思いますが、そうなっていないのが現状です。

嘆いていても何もかわりませんので、自分で出来ることは自分でしっかりと対策を実施すべきではないでしょうか。

ときちの場合は、FIREしたくて資産形成に励んでいますが、老後生活の安定を考えると、やはり資産形成は必要だと考えます。

資産形成にむけて、NISA利用を考えてみてはいかがでしょうか。

少額からまずはチャレンジして、考えてみてください。

ときち

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