キャピタルゲインとインカムゲイン

50代でFIREめざしているときちです。

資産形成は株式投資を中心におこない、個別株と投資信託、そして一部債権にも割り振って運用しています。

投資比率は、資産の30%が個別株、40%が投資信託、10%強が債権で、その他は現金預金となります。
これは、過去記事でも投稿しましたが、現在の指標であって、特に根拠がある数値ではないので、近いうちに戦略の見直しを行う予定です。

さて、個別株では、キャピタルゲインとインカムゲインの2通りがあることを過去記事でも触れましたが、ときちの最近の動向を絡めながら、改めてキャピタルゲインやインカムゲインについておさらいします。

キャピタルゲインとは

キャピタルゲインとは、株価の評価益を期待したものですが、AIの説明だと次のとおりとなります。

  • 特徴:資産を売却することによって得られる売買差益です。
  • 具体例:
    • 株を値上がりした価格で売却したときの売買差益
    • 不動産を売却した際の売買差益
  • メリット:短期間で大きな収益を得られる可能性がある、ハイリスク・ハイリターンな投資手法です。
  • デメリット:市場価格の変動を利用するため、リスクが高くなります。損失が発生した場合はキャピタルロスと呼ばれます。

株式投資では、AIの説明通り、株を売却した時の差益となります。

具体例でいうと、今日、ときちはJX金属の株を売却しました。

JX金属が上場し、上層相場の時に購入したため、その後、評価損が長く続きましたが、半導体市場の再復活の影響か、先月末からJX金属株が上昇しましたので、売却を決意。

個別株は、後述するインカムゲインを基本戦略にしており、4銘柄ほど「遊び」でキャピタルゲイン狙いの投資をしています。JX金属も、高配当株というより成長株だったので、ときちの中では「遊びで購入」の部類でした。

2回にわけて100株ずつ購入しており、ざっくりいうと購入額は20万円。

現在、200株の評価額は約30万円でしたので、指値で売却予約したところ成約。

売却額30万円 ー 購入額20万円 = 差額10万円

これがキャピタルゲインとなります。正確には、税金も引かれますので、もう少し手取額は下がりますが、キャピタルゲインの考え方は以上のとおりです。

株式投資の基本は、過去記事でも投稿しているとおり、長期投資が基本となりますので、基本的には後述するインカムゲインが基本戦略となりますが、ディトレードなど短期売買を目的にしている人は、キャピタルゲイン狙いとなります。

どちらでなければいけないということはありませんので、結局は個々の判断(自己責任含む)となりますが、個別株投資のいいところは、インカムゲインを狙いながらも、こうして評価額が上昇した際には、キャピタルゲインも狙え、臨時収入が得られるところだと思います。

ただ、何度もいうとおり、長期投資が基本ですから、株価に一喜一憂して安易に手放すのは、あまりおすすめできません。

自分自身の戦略はしっかりと定め、決めた戦略はぶれないよう、胆力を持って対応しないと、資産形成に失敗する恐れもありますので、注意が必要です。

インカムゲインとは

インカムゲインとは、いわゆる配当金収入をさしますが、またAIの説明を転載。

  • 特徴:資産を保有することで得られる、安定的かつ継続的な現金収入です。
  • 具体例:
    • 株式の配当金
    • 債券の利息
    • 投資信託の分配金
    • 不動産の家賃収入
  • メリット:安定した収入を長期的に得られるため、経済的なゆとりを生み出し、リタイア後の生活資金にも活用できます。
  • デメリット:一度に得られる利益は小さく、資産を飛躍的に増やすことは難しいです。また、投資先の状況悪化により減配や無配となるリスクもあります。

いやぁ、AIって本当に便利ですね。

で、AIが説明していますとおり、インカムゲインは配当金狙いとなりますので、基本的には定期的に収入が確保できるのと、利益確保のリスクがキャピタルゲインより低いことにあるといえます。

預金の利息と類似していますが、異なる点は企業が確約した配当額が支払われる点です。

よく「配当利回り」と表現され、「○○企業の配当利回りは○%だよ」と情報が得られますが、預金の利息とことなり、パーセントを約束するのではなく、1株あたりの配当額を約束するのが配当金ですので、配当利回りとは、その時の株価評価額をベースに利回りを計算しています。

株価の評価額は日々変動しますので、配当利回りも乱暴な言い方をすれば日々変動することになります。

ときちは、インカムゲインでは高配当株を中心に投資していますが、その目安は概ね4%前後としています。

上記の通り、配当利回りは変動しますので、購入時における配当利回りの目安です。

100万円投資しても年間4万の期待値ですので「以外と少なくない?」と感じる方も多いと思いますが、普通預金や定期預金の利息がほぼないに等しい現状を踏まえると、充分だと思います。

ちなみに、ときちは今月3銘柄で1万5千円程度の配当金を受け取りました。

インカムゲイン狙いは「リスクが低い」と書きましたが、AI説明にもあるとおり、業績の悪化によって配当金がいきなり下げられる(ゼロのリスクもある)こともあるので、利益を確約されたものではありません。

ときちの場合、リスク回避するために、誰もが聞いたことのあるような大企業を中心に銘柄選定しています。

利益の変動はあっても、倒産リスクは低い方かな・・・と。

ただ、過去記事にも投稿しましたが、かつて安定株として人気を博していた東京電力株へそれこそ退職金を全額つぎ込むような時代があったようですが、東日本大震災で暴落し、投資していた人は期待値を得られない状況に陥ったようです。

何がいいたいかというと、「大企業だから大丈夫」はなく、世の中に「絶対」は存在しないということです。

株式投資は自己責任です。

その点は気をつけましょう。

まとめ

今回は、キャピタルゲインとインカムゲインについて、ときちの最近の状況を絡めながらまとめてみました。

どちらかでなければならないということではなく、それぞれの内容を理解して、自分なりの戦略を構築することが重要ではないでしょうか。

ただ、気を付けなければいけないことは、キャピタルゲイン狙いの短期投資は投資というより投機的性格が強くなりますので、その点を充分理解した上で、おこなうことが大切ですね。

どちらにしても、基本は余剰資金で、自己責任(くどくてすみません)による投資となる点は、しっかりと抑えておいてください。

ときちは、しばらく両方を楽しみたいと思います。

ときち

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