50代でFIREめざしているときちです。
FIREにむけて資産形成にはげんでいますが、当面の目標は5000万円の到達です。
5000万円に到達した段階で、FIREするかはその時の状況によると思います。
例えば、到達までに時間があまりにも経過し、気がついたら60歳になっていた、なんてことになったら、その時点でFIREするかもしれませんが、60歳だともうFIREではなく定年退職ですね(汗
数年後に5000万円到達し、サイドビジネスのいずれかが成功していた場合は、おそらくFIREすると思います。
以上のとおり、その時の状況によって決断は変わるのでしょう。
その資産形成にむけ、ときちは主たる手段を株式投資としています。
そのあたりは下記の記事をぜひご参照ください。
その株式投資ですが、大別すると個別株と投資信託へ分散していますが、ときちがどのような投資をしているかをまとめてみます。
ときちの投資概要
いくつかの記事にもまとめていますが、ときちはNISAと特別口座の2本だてです。
NISAはメイン口座の金融機関、特別口座は楽天証券で利用しています。
投資するにあたり資産配分をどのようにするのか「ポートフォリオ」の設定が必要となりますが、ときちは結果論として
- 現金預金20%
- 個別株式30%
- 投資信託40%
- その他(債権など)10%
としています。
結果論というのは、最初に分散割合を決めたわけではなく、投資していく中で上記のような割合に到達したため、当面、これを基準として運用していくことにしました。
ポートフォリオを設定することの重要性としては、リスク分散と冷静な運用です。
リスク分散は、1つに依拠した投資では、対象株式が大暴落した場合に資産が単純に減少してしまいますので、投資分散することで暴落のリスクを軽減させるためです。
A社の株が下落したけれども、B社の株は上昇。そうすると、その上昇率にもよりますが、結果として資産は現状維持になる可能性があります。
投資信託であれば、商品自体が特定の企業に依存せず、複数の企業へ投資分散していますので、それだけで分散投資となりますが、とはいえ投資信託自体が1つの商品ですので、オルカンやS&P500など、特定の投資信託の商品のみに投資するのは、ときちとしてはやはりリスクがあると考えますので、投資信託含め分散を意識的に行っています。
余談ですが、かつて「大手企業であれば大暴落のリスクは極めて低い」との認識があり、老後資金用に特定の大手企業へ一括投資する人が多い時代があったようですが、今世紀に発生した大地震で「安全神話」の代表であった某電力会社の株価が大暴落。
この影響を受けた人が多くいたようです。
「大手企業なら大丈夫」は、完全に根拠を失っていますので、大手企業含め分散が必要となります。
本題に戻し、したがってときちは個別株と投資信託を併用しています。
個別株と投資信託をどのように利用しているか、以下にまとめます。
投資信託 ~資産形成でメインの投資~
資産形成の主たる投資先は、リスクと実績を踏まえ、ときちは投資信託を選択しました。
メインは、オルカン(オールカントリー)とS&P500で、いずれも上記の条件を満たしていたからです。
この2商品を主軸に資産形成していますが、投資信託はこれだけではありません。
以前、NISAの記事でも記載しましたが、NISA利用でオルカンとS&P500、そして先進国株に投資しています。
特別口座では、オルカンと楽天SCHDなどを中心に投資し、遊びで高配当投資信託にも若干手をだしています。
投資信託は長期投資が基本です。
ときちは50代ですので、50代でFIREを実現となると、本来は投資信託で資産形成するのは妥当ではないかもしれませんが、FIREだけでなく老後資金の資産形成も視野にいれ、10年以上の投資を前提に投資信託を選択しました。
幸い、この間の投資信託は順調に推移しているので、2~3年で期待値以上の運用が実現すれば、運用方法を見直すかもしれません。
FIREをめざすとはいっても、やはり老後生活も迫っていますので、老後資金の確保が第一義的課題になります。
そうすると投資信託は、やはり無難な選択だと判断し、今後も投資信託が資産形成の柱となると思います。
個別株 ~FIREと株式投資の遊び的位置付け~
過去記事にも記載しましたとおり、個別銘柄の「個別株」にも投資しています。
元々、資産形成にむけ投資方針が明確に見いだせない初期の段階で、「50代の投資は投資信託より高配当株や債権で構成すべき」との情報もあったので、高配当株へ手をだしはじめたのがきっかけです。
その考え方は、今でも否定するつもりはありませんので、高配当株を中心に個別株も継続して投資はしていきますが、前述のとおり主たる資産形成は投資信託へシフトしました。
なので、高配当株を中心に、投資信託と併用して資産形成を試みていますが、これは戦略的な視点であって、感情論・・・・実感・・・どの表現が一番適切なのかわかりませんが戦略とは異なる視点で個別株を継続しているのも事実です。
それは、「楽しみ」です。
その理由は2つあります。
1つ目は配当金収入です。
投資信託だと、運用益は継続投資が基本となりますので、資産は増えていきますが、実収入がないので実感を得られません。
その点、個別株の投資では、ときちはキャピタルゲイン(株価の差益)ではなく、インカムゲイン(配当金)を目的としているので、高配当株を中心に投資となりますので、決算後に配当金が受け取れます。
まだ個別株投資の比重は低いので配当金は多くはないですが、それでも配当金が振り込まれた時は、テンションがあがります。
2つ目の理由は、投資の楽しさです。
投資信託は放置が基本ですので、それはそれでいいのですが、全く楽しくありません。
その点、個別株では、どの企業がいいか、株価は買い時か、などのリサーチから、購入後の株価の変動に一喜一憂するなど、日常的に投資を楽しめます。
これが苦痛になるケースもあるようですが、ときちは、これが楽しくてたまりません。
これらが個別株も利用している主たる理由です。
先ほど、個別株はインカムゲインを目的におこなっていると書きましたが、実はキャピタルゲイン目的にいくつか株も購入しています。
これが個別株の楽しさでもありますよね。
インカムゲインを期待しながら、キャピタルゲインも期待できる。
また、ゲーム感覚でキャピタルゲイン目的の株を購入する。
ただ、あくまで「遊び」ですので、全損失してもやむを得ないとの覚悟の上で実施するようにしています。
反省点としては、リスク分散と「楽しさを止められなかった」ことにより、銘柄数が増加の一途だったことです。
最近は、整理するようにしましたが、それでも劇的な変化はありませんので、中期的に銘柄数を整理し、リスク分散しながらも集中投資へ切り替えたいと考えています。
まとめ
ときちが、投資信託と個別株を併用している視点をまとめてみました。
しかし、これらは現状の解釈と方針ですので、今後、修正する可能性は否定できません。
若い人は方針の変更をする必要はないかもしれませんが、ときちは50代ですので、FIREをめざしながらも、老後にむけて、5年位の間に現実的な決断が迫られます。
FIREを諦めて老後資金の確保へシフトするのか、FIREを実行するのか・・・。
いずれも資産形成の結果と、負債や将来資金、サイドビジネスの状況を総合的にみて、判断しなければなりません。
なので、右往左往するのではなく、現実を見据えた方針の修正を、毎年検討が必要なのかなとも考えています。
FIREが実現することを夢見るのではなく、信じて、今後もがんばっていきます。
ときち
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